最近では女性向けの育毛剤も増えてきました。
薬局でも購入できるようになりましたし、女性が育毛をするのも当たり前のようになってきています。
そんな時代だからこそ、ネット通販でよさそうな育毛剤を調べて購入するよりも、ちゃんと薬局に行って、医学的に効果が示されている「本当に効果のある育毛剤」を購入したいところです。
ここでは、薬局で購入できる女性用の育毛剤から、おすすめの育毛剤を紹介します。
薬局で購入できる育毛剤の特徴とは?
そもそも、ネットで購入ができる育毛剤と薬局で購入できる育毛剤にはどんな違いがあるでしょうか?
薬局で購入できる育毛剤にはいくつか種類があり、以下のようなものがあります。
一般医薬品 | 一般医薬品とは、医学的に効果の根拠が認められている、いわゆる薬です。第1類、第2類、第3類とそれぞれ分かれており、第1類が最も効果が強く扱いが厳しいものです。 |
医薬部外品 | 医薬部外品とは、一般医薬品には該当しませんが、化粧品よりも規制が厳しく、効果についてある程度根拠が認められているものです。薬と化粧品の間ぐらいのものです。 |
普通の商品 | 特に承認などを受けていない商品です。最低限の製造に関するルールには対応していますが、効果などについては未知数となっています。 |
薬局で購入する魅力としては、何と言っても「一般医薬品」が購入できることです。
一般医薬品は医学的に根拠が認められている薬でありながら、医師の処方がなく、薬局で購入ができるものです。
とにかく医学的に効果の根拠が示されており、玉石混交な数多ある一般の育毛剤を比べるより、しっかりと安心して利用できるものに出会うことができます。
効果の根拠がしっかりしており、ちゃんと髪の毛を一定量生やしたい、という希望がある場合は、薬局の育毛剤がおすすめです。
最近はネットでも購入できるようになった?
最近では、薬局の薬をネットで購入することができるようになりました。
そのため、上記の一般医薬品もインターネット通販で購入できるようになり、ネットの検索結果でも見かけるようになりました。
もし自分でどの商品が一般医薬品か見極められるなら、ネットで購入することも可能です。
しかし、薬局へ行けば少なくとも薬局で購入できる商品に限定された中から選ぶことになり、一つづつ調べる手間がなくなり楽です。
気にならないなら、薬局へ行ってしまってから選ぶのも手です。
仮に、もしネットから薬局で購入できる育毛剤を探そうと考えている場合は、商品のパッケージに「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」の記載があるか確認をしておきましょう。
一般医薬品の場合、上記の表記は必須となっています。
あとは、医薬部外品にも「医薬部外品」という記載が必ずあります。
もし、そういった記載が見つけられない場合は、いわゆる普通の育毛剤ということになります。
おすすめ「一般医薬品」の女性用育毛剤
薬局で購入できる育毛剤の特徴として、医学的に根拠があるものが多いことがわかりました。
それではさっそく薬局で購入できるおすすめの女性用育毛剤を紹介します。
第1位:リアップリジェンヌ
第一位はリアップリジェンヌです。
「リアップ」というのは男性向けの育毛剤ブランドで、非常に有名なものです。
男性向けの育毛剤ブランド「リアップ」の最大の特徴は、「ミノキシジル」という発毛効果が高くて、効果が医学的に証明されている成分を使っていることです。
しっかりと効果を発揮してくれることから多くの人が利用しており、10年以上も前から発売されていますが、今もなお多くの人が利用している大ヒット商品です。
このリアップを開発した大正製薬という会社が、女性向けにミノキシジルを利用しても問題ないことを確認し発売したのが、「リアップリジェンヌ」という女性向けの育毛剤です。
ミノキシジルが1%配合されており、このミノキシジルが高い発毛効果を発揮することが最大の魅力です。
ミノキシジルは医薬品成分で、「第1類医薬品」に該当する成分のため、薬局で購入できる育毛剤の中では、最も効果を発揮してくれるものと言ってもよいでしょう。
なお、ネットでも購入ができるので、もし「リアップジェンヌ」を使いたい場合は、そのまま検索して探すと、必ず楽天などで見つけることができます。
第2位:アデノゲン グレイシィ
第2位はアデノゲン グレイシィという商品です。
製造元は資生堂で、ブランドとしても安心して利用できる育毛剤です。
有効成分としては「アデノシン」という成分が含まれています。
この成分は上記に記載した「ミノキシジル」の育毛剤を活用した際に、頭皮で発生している成分ということがわかっており、育毛効果が期待されている成分です。
現状のアデノシンはそこまで強い育毛効果を発揮するわけではなく、あくまでも脱毛を抑止しし、抜け毛を減らす程度の効果にとどまっています。
また効果の強さがそこまで強くなく、副作用も少ないことから、現状では「医薬部外品」という扱いになっています。
化粧品と、医薬品の中間ぐらいの信頼性と効果ということになります。
聞きなれたブランドで、安心して利用したいと思う場合は、「アデノゲン グレイシィ」がおすすめです。
第3位:スカルプD ボーテ メディカルエストロジー スカルプセラム
スカルプDは、特に男性向けのスカルプケアで、芸能人とタイアップした広告を多く打ち出して有名になったブランドです。
もともとはクリニックと協力してシャンプーなどを研究開発していた会社で、そのような背景からこのスカルプDシリーズを開発し、それ以降様々な育毛商品を開発し世に送り出しています。
女性向けには「スカルプD ボーテ」というブランドで商品を展開しており、育毛剤としては「スカルプD ボーテ メディカルエストロジー スカルプセラム」という商品があります。
有効成分は「エチニルエストラジオール」という成分で、女性ホルモンの一種です。
この成分が抜け毛を抑止し、太くてコシのある髪の毛の成長に役立つといわれています。
また、女性の髪を美しく保つことも考慮して、栄養素が豊富なプラセンタなども配合しています。
エチニルエストラジオール自体の効果はそこまで強くないことから、この製品も「医薬部外品」という位置づけで発売されています。
強い効果よりも、育毛しながら同時にきれいな髪の毛を、という人にはこの「スカルプD ボーテ メディカルエストロジー スカルプセラム」がおすすめです。
第4位:レディース加美乃素HQ
この製品を作っている「加美乃素本舗」は、非常に古くから育毛剤を作っている会社です。
最初の養毛剤が発売されたのは1930年代で、それ以降様々な髪の毛の悩みを解決する製品を世に送り出しています。
特徴としては、独自に研究を重ねた自然由来の成分などが利用されているところです。
まず有効成分として、「スカルプD ボーテ メディカルエストロジー スカルプセラム」と同じく「エチニルエストラジオール」が含まれています。
そしてそのほかにも、カミゲンE、カミゲンKといった、独自の成分を配合しています。
これらの成分は、血管を拡張し血行を改善したり、皮膚の機能を活性化する効果があり、薬学会や化粧品関連の会合においても、その成果が多く発表されています。
上記のように自然由来中心になっていることから、そこまで効果がきつくなく、安心して利用できるところがポイントです。
また、含まれている成分からも、「医薬部外品」として取り扱われています。
終わりに
女性用の育毛剤は、様々な種類がありますが、しっかりとした効果を発揮させたい場合は、医学的に根拠があるかどうかがとても重要です。
また、そこまで強い効果があるものを使いたくないという場合でも、研究を重ねてある程度効果が立証されていて、それでいて効果がそこまで強くない、というものもあります。
自分がどのぐらいの育毛剤を利用したいかよく検討して、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。