女性の育毛成分には様々なものがあります。
育毛成分のため、育毛効果があることは共通していますが、それぞれ違った特徴を持っているため、それらをよく理解をして選ぶ必要があります。
ここでは女性の利用できる育毛成分を幅広くご紹介します。
女性の利用できる育毛成分一覧
女性が利用できる育毛成分を、簡単にまとめると以下の通りとなります。
使い方 | 成分名 | 解説 |
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口から飲む | ミノキシジル | ミノキシジルの内服です。女性の利用は推奨されていませんが、ミノキシジル内服薬を提供しているクリニックもあります。 |
パントテン酸カルシウム | パントガールに含まれている主成分で、ビタミンB5のことです。パントガールが効果を発揮するには、そのほかに含まれる複数の成分と一緒に服用する必要があります。 | |
コロストラム | コロストラムは出産直後のみ女性が作り出せる初乳のことです。この初乳には発毛を促す「成長因子」が含まれています。 | |
L-リジン | L-リジンは必須アミノ酸の1種で、単体でも髪の毛を形成するたんぱく質の吸収をサポートします。更に魅力的なのが、ミノキシジルなどの育毛成分と一緒に併用すると、相乗効果を発揮し、ミノキシジルの効果を更にアップさせるところです。 | |
塗布する | ミノキシジル | 男性の育毛剤の成分として推奨度が高いミノキシジルです。ミノキシジルを塗布する場合は、女性でも利用が可能で、かつ効果が高いとされています。 |
アデノシン | 資生堂が発見した育毛成分です。ミノキシジルが実際に育毛効果を発揮する際に生成されている成分でもあり、期待の高い成分です。 | |
塩化カルプロニウム | 第一三共ヘルスケアが製造する製品に含まれている、男女ともに利用される育毛成分です。頭皮や毛根の血管を拡張し、血行を促進するほか、休眠状態にある毛根の発毛を促進します。 | |
ビマトプロスト | 緑内障の薬として開発され、まつ毛の育毛に高い効果があることから、まつ毛育毛剤として世界で利用されている成分です。毛髪への効果はまだ不明ですが、期待がされている成分です。 | |
t-フラバノン | 毛髪の素となる毛母細胞の分裂・増殖促進する成分です。花王が開発し、製品として販売をしています。 | |
ケトコナゾール | 殺菌効果があり、頭皮環境を改善する育毛シャンプーが発売されています。また、効果は弱いですが、薄毛の原因である男性ホルモンの効果を抑止する効果もあります。 | |
エチニルエストラジオール | ホルモンに作用する薬の成分で、ホルモンが関わるがん治療などでも利用される成分です。頭皮に塗布することで、薄毛の原因となる男性ホルモンを抑制します。 | |
カミゲンK | 加美乃素という老舗育毛剤メーカーが開発してた育毛剤成分で、加美乃素の製品にのみ含まれています。クジン(苦参、またはクララ)という漢方生薬で使われる成分から抽出したエキスが、頭皮の血管を拡張し、血行を促進します。 | |
6-ベンジルアミノプリン | ヒマワリやユーカリから生成される成分で、脱毛抑止と発毛を促進する効果があります。LION(ライオン)が開発し、製品として提供しています。 |